書写は是非小学生のうちにやってほしい習い事です。
私自身、低学年から書を習い始め、今でも書を続けています。
小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、結婚、出産、転勤と様々な環境の変化の中でもずっと続けてきました。
その中で、中学・高校は学校や部活、勉強、遊び。
大学に入るとバイトも加わり、お稽古に費やす時間はどんどん減っていきました。
それでも私は書が好きだったので続けてきましたが、周りでは辞めてしまう子が多かったです。
そんな経験から、私は特に小学生のうちの数年間で何とか正しく整った字を書けるようになることを目指して指導しています。
さすがにお手本のような文字を書けるようになることは難しいです。
ですが、丁寧に書くこと、文字の大きさや配置などバランスの取り方、字形、文字を書くことへの意識など基本的な事を身につけてもらえるだけで、十分「キレイな字だね」と言われる字を書けるようになると思います。字形やバランスなどの理論は硬筆でも同じです。
書を好きになり、もっと学びたい・習得したいと思えば道は沢山あります。
書を通じて学べることも沢山あります。
そして書は、ブランクがあってもすぐに取り戻せるものです。
またやりたい、と思ったら何歳からでも再開できます。
当教室での経験が、生徒さんの人生を豊かにするものの一つになれたら嬉しいと思っています。