美文字のコツ|目に見えないところ

小学4年生の課題「友好」より

字を書く時、空間やラインなど、書いた線以外の所も意識すると字形が整います。

空間が狭いと窮屈に見えます

繋がっていない線同士のラインの繋がりを意識すると字形が整います

反りすぎると膨らんだ方の空間が狭くなってしまいます

↑お教室で使用した肉筆のお手本です


「友」の一画目と三画目(左払い)は平行ではなく、延長線が繋がる角度に書き分けると整います。
文字は右に広がりを感じるように書くと整います。
なので「友」の最終画(右払い)は下を揃えても良いですが、左払い達よりも少し下に下げても良いと思います。
そしてちょっとした空間も狭くなりすぎないように。
ミリ単位のお話しですが、ここを変えるだけで大分変ります。

字にまとまりがないと感じる方は、ラインを意識すると良いです。

空間やラインなど、目に見えないところも大切です。
何事も目に見えることだけが全てではないですね。