お稽古の雰囲気|集中

お稽古中の雰囲気はクラスやメンバーによって全く違います(^^;)

仲良くワイワイとお稽古しているクラス
ほとんど私語がなく、凛とした空気の中で書くことに集中しているクラス
ほのぼの、のんびりした雰囲気でお稽古しているクラス
etc

理想は静かに集中してお稽古に取り組むことですが、ほっとする空間であることも大切に考えています。
学校や一つ目の習い事のあと、少し疲れた様子で来た子が帰りには笑顔になっている姿を見ると、これも大事な役割だなぁと思います。
イライラしていたり、疲れていると、良い字は書けません。
書に取り組むことで気持ちを整えることはできますが、お子さまの場合は、まだ気持ちがそのまま字に出てしまうことが多いです。

少しのんびりしてからお稽古を始める子、「先生、聞いて~」と学校での出来事などを話してからお稽古を始める子、賑やかな中でも集中してお稽古をする子(その子の周りだけ音が無いような雰囲気!)など様々です。
賑やかだと思ったら、書き始めた途端に集中している姿も見られます。(書き終わるとまた賑やか^^;)

集中する瞬間やきっかけを見逃さず、集中するという感覚を自分でつかんでもらい、集中時間を少しずつ伸ばし、集中することをコントロールできるようになれると色々な事に役立ちます。
「集中しなさい」って簡単に言いますが、意外と簡単ではないのです。