文部科学省検定済教科書は、通常4年毎に改訂の機会があり、大幅な内容の更新が行われます。
2024年度版、中学書写の教科書(光村図書)に以下のような記載がありました。
「教科書通りに書くことができればいいの?」
→ 教科書の文字に近づくように何度も書くことが書写ではないよ。
また、P104には「自分らしい文字」というコラムがありました。
昔の教科書にはなかった記載です。
昭和の指導は、ひたすら手本そっくりに書くことでした。
模写はとても大切な学習方法ですが、それだけではダメです。
「先生の言う通りにやりなさい」
「同じようにやりなさい」
という昭和の指導から、教科書の内容も随分変わってきました。
ルールを守ったうえで自分らしさを大切にする、とても良い変化だと思います。