「自分は向いていないのかもしれません」「何度やってもできなくて……」
そんな言葉を聞くことがあります。
とても真面目で、努力している人ほど、そう言います。
私も何度もそう思い、悩みました。
でも、まずお伝えしたいのは、できない=努力が足りないとは限らない、ということです。
人にはそれぞれ、理解の仕方やつまずくポイントがあります。
説明の言葉が合わないだけで、急にわからなくなることもあります。
逆に、言い方が変わった瞬間、すっと腑に落ちることもあります。
「わからない」の正体は、能力ではなく、伝え方とのズレであることが多いのです。
もちろん、学ぶ側の意識や継続は大切です。
ただ言われたことをやれば身につく、教室へ行けば身につく、ということはありません。
ただし、頑張っているのに身につかないと感じているなら、必要以上に自分を責める必要はありません。
費用を支払って学んでいるのであれば、「できるようになる」ことが前提です。
それが叶わないとしたら、方法や環境を見直す余地があります。
指導者との相性、説明の言葉、学び方の順序。
どれか一つが合っていないだけで、伸び悩むこともあります。
「自分はダメなんだ」と結論づけてしまう前に、「この学び方は、自分に合っているだろうか」
と、一度立ち止まってみてください。
できない自分を責め続けることは、成長にはつながりません。
必要なのは、反省よりも視点を変えることです。
学びは、本来もっと前向きなもの。
できない時間も含めて、学びの過程です。
あなたが悪いのではありません。
ただ、今のやり方が合っていないだけかもしれない。
そう考える余白を、どうか自分に残してあげてください。
