書くことは、自分を取り戻す時間

忙しい日々の中で、人は知らないうちに自分よりも誰かを優先して過ごしています。

家族のこと。
仕事のこと。
周りの人のこと。

そうしているうちに、自分のことを後回しにすることが当たり前になってしまうこともあります。

ふと立ち止まったとき、
「自分は何がしたいのだろう」
そんなふうに感じることはないでしょうか。

もしかしたら、知らないうちに自分を見失っているのかもしれません。

書に向き合う時間は、そんな毎日の中で、自分と静かに向き合う時間でもあります。

自分の字を、改めて見てみてください。

そこには、今の自分が表れています。

遠慮している線。
急いでいる線。
迷っている線。

字形にも、今の自分の癖や状態が表れます。

文字は、正直です。

だからこそ、自分の字を見ることで、今の自分に気づくことがあります。

ありのままの自分と向き合うこと。
小さな違和感に気づくこと。

線を整え、字形を整えていくうちに、呼吸や気持ちも少しずつ整っていきます。

そして、改めて気づくことがあります。

自分が中心であり、主役であるということ。
これをベースに余白や文章として、周囲と調和させていきます。

書くことは、自分を見つめなおし、自分を見つけていく時間。
そして、自分らしさを取り戻していく時間でもあるのだと思います。

まずは、自分の字をゆっくり見てみてください。
そこから、すべてが始まるのだと思います。