情報にあふれる時代の中で
今の時代は、本当に情報が多くなりました。
ネットやSNSを開けば、いくらでも答えらしきものが見つかりますし、
AIに聞けば、それっぽい答えもすぐに返ってきます。
とても便利な一方で、その情報をそのまま信じてしまったり、
うまい話に流されてしまったりすることも増えているように感じます。
ご自身の中で迷ったり、お子さんの様子を見ていて「それで大丈夫かな」と感じたり、
そんな場面はありませんか。
どれだけルールや環境を整えても、最後は本人の意志に委ねられます。
誰も見ていなくても、自分で「やる」「やらない」を決める力。
これからの時代に必要なのは、外の情報ではなく、内側にある力なのだと思います。
これからの時代に問われること
これからは、たくさんの情報の中から「自分でどう判断するか」がとても大切になります。
・情報が多すぎる
・本当かどうか分かりにくい
・正解が一つではない
・AIがそれらしく答えてくれる
こうした環境の中では、外の情報だけに頼っていると迷ってしまいます。
外が便利になるほど、自分の中にある基準が必要になります。
普遍的な力
時代が変わっても、本当に大切なものは変わらないのだと思います。
最後に判断するのは、いつも自分です。
書でも同じです。
形を整え、全体のバランスを見ながら、
「これでいい」と決めるのは自分自身です。
書はもともと、こうした普遍的な力を扱っています。
見抜ける力
それっぽい情報に流されず、本質を見抜く力も大切です。
書では、一見整っているように見えても、よく見るとどこかバランスが違う、ということがあります。
表面的な形ではなく、全体のバランスを感じ取ること。
その積み重ねが、本質を見る力につながっていきます。
違和感に気づく力
「なんか変」と感じる力も、とても大切です。
書では、ほんの少しの傾きやズレが、全体の印象を大きく変えてしまいます。
その小さな違和感に気づけるかどうかで、仕上がりは大きく変わってきます。
立ち止まる力
すぐに信じる、すぐに行動するのではなく、一度立ち止まることも大切です。
書でも、書いた瞬間に直すのではなく、一度全体を見てから判断します。
その「一呼吸」が、よりよい判断につながっていきます。
自分で決める力
そして何より大切なのが、自分で決める力です。
どれだけルールや環境を整えても、それはその場では有効でも、離れた瞬間に効かなくなることがあります。
だからこそ、最後に必要なのは意志です。
書でも、どこを直すのか、どこを残すのか、一つひとつ自分で選びながら進めていきます。
正解が一つではない中で、自分で決め続けること。
その積み重ねが、意志を育てていきます。
書とのつながり
書の時間は、
・形を整える
・バランスを見る
・一画に意識を向ける
こうしたことの積み重ねです。
強すぎても弱すぎてもいけない。
速すぎても遅すぎてもいけない。
その中で「ちょうどいい」を探していきます。
これは、自分の感覚を使って判断しているということです。
さらに、
・集中する
・自分の状態に気づく
・細かな違いを見る
こうした経験は、自分と向き合う力(内観)にもつながっていきます。
書で育つ力
書は、ただ字をきれいにするためのものではありません。
・見る力
・感じる力
・決める力
これらを同時に育てていく時間です。
情報を見る力は、本質を見る力へ。
選ぶ力は、自分で決める力へ。
流されない力は、自分の軸へ。
書でやっていることは、そのまま今の時代に必要な力と重なっています。
子どもにとっても、大人にとっても
今は子どもだけでなく、大人にとっても、
・情報が多い
・判断に迷う場面が多い
・すぐに答えを求めてしまう
そんな時代です。
だからこそ、ゆっくり感じて、自分で整える時間は、どの年代の方にとっても大切なものだと思います。
書の本質
書は、積み重ねです。
正解を当てるものではありません。
感じて、選んで、整える。
その繰り返しの中で、違和感に気づき、立ち止まり、自分で決める力が育っていきます。
教室でも、お子さんから大人の方まで、一人ひとりが「自分で感じて、考えて、整える」時間を大切にしています。
書で、それ育ちますよ。
整える力は、一生使う力です。
