キレイな字を書くためには

キレイな字を書けるようになりたいと思う方
子どもにキレイな字を書けるようになってほしいと願う保護者の方

キレイな字を書けるようになるためには、「理論と継続(運動)」に尽きると思います。

「理論をしっかり頭に入れて、思うような字を書けるようになるまで練習する。」

どちらか一方だけではダメです。

私は通っていた書道教室で、ただ手本を漠然と見てコピーするだけの練習を続けていました。
継続のみです。何十年続けて身に付いたのは「それっぽい字」が書けることと「模写力」。
お手本がないと書けませんでした。

ある時、別の先生の言葉により、美文字の法則といいますか、理論を勉強しました。
今までのモヤは晴れ、数年で見違えるように字が変わりました。

なんとなくやっているだけ、抽象的な指導、応用が利かない指導ではダメなんですね。
(今までの書道教室では”私は”これ以上上達しないと気付いたのでやめました)

キレイな字には沢山の要素が詰まっているので、漠然と手本を模写するだけでは効果が出にくいです。そして挫折を繰り返します。
まずは理論(法則や美文字の要素)や学習の仕方を学び、それが身に付いたら独学で十分です。
他の教科や事柄でも同じことだと思います。
ずっと受け身でいるのではなく、自ら習得していく力を身につけたいものです。

結局のところ、小中学生も成人の方も、キレイな字を書けるようになるために学ぶことは同じです。
そして、それは義務教育(書写)で習っています。

本屋へ行けば、キレイな字を書けるようになるための教材は沢山あります。
どの教材を使ったらよいかわからない方は、小中学生の書写の教科書を一通りやることをお勧めします。