字を通じて考える力・応用する力を養う

定期的に行く場所の待合室に「鬼滅の刃」があり、読んでいます。
炭治郎はいつも「考えろ考えろ」「思い出せ」「思考を止めるな」と考えています。
そして「できる、俺はできる」と。

学びが沢山あり、社会現象になるほどの人気になった理由がわかりました。

考えるということは人間だけに備わった能力です。
学習指導要領でも「思考力」には重点を置いていて、試験やビジネスにおいても、どんどん考える力が問われるようになっていると感じています。

整った正しい字を書くにも「考える」ということはとても大切です。

「字を書くこと」を通じて、思考力や考えたことを体を使って形にすることを身につけ、勉強や運動、その他の事にも役立ててほしいと思っています。

仕組みを知り、理解し、なぜ違うのかを考え、どうすれば良いのかを考え、行動に移し、他の字にも応用する。

これを繰り返します。

大人の方にもとっても良い「脳のトレーニング」になります。

教える立場としては、「同じように」「こうではなくてこう」というのではなく、理解できるように言葉で説明できるようにいつも考えています。

好きな事は人それぞれですが、字を書くことは「誰でも」「どこでも」「性別や年齢も関係なく」、IT関係のように時代と共に進化し、ついていけなくなることもありません。

「字を学ぶこと」で得られるものは沢山ありますが、今回は「考える力」について書きました。