書写と図形学習

文字と図形は密接に関わっています。

書法(文字を書く方法)の三大要素として筆法・間架結構法・布置章法があります。
その中の間架結構法というものは主に楷書の造形理論で、簡単に言うと点画の間隔や字形・バランスなどの取り方のことです。

字はお手本を見て書いて体で覚える!という方法もアリかと思いますが、とーーーーっても時間と労力がかかる昭和の指導法です。今はスポーツでもなんでも科学的なデータと併せて指導しますよね。
理論を意識して学習すると上達も早くなり、何千とある文字に応用する力が身に付きます。

そして意識した指導をすることで、文字の外形(概形)・角度・平行・等間隔・対称・中心・等分・重心・比などの算数の一部を実体験から学ぶことができます。

教科として勉強!となると苦手なお子様もいらっしゃるでしょう。
芸術、スポーツ、遊びなど何かを通じて体験しながら学んでいけるといいですね。